「食べるってたのしい」は心も身体も豊かにする

「食育」というと、食事のルールを教えたり、栄養バランスが取れた食事を子どもに与えることと言うイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?

しかし、食育の意味にはもっと広い意味があり、重要性があります。

避けたい「7つの孤食」

子育ての一環としての食事として、避けたい「7つのこ食」があります。

「こ食」は子どもの心身の成長に影響を及ぼしています。

この中でも今回クローズアップしたいのが「孤食」です。

「孤食」が増えることで他の「こ食」を加速させる原因にもなるため、特に問題視されています。

現代の子どもたちは、ライフスタイルの多様化や世帯構造の変化により、誰かと一緒に食事を共にする機会が少なくなってきています。

そのため、食事を通じたコミュニケーションよ豊かな食体験が期待しにくい状況も見られます。

「孤食」がもたらす影響とは

食事は本来、人との関わりを楽しむものでもあります。

「今日あった出来事」や「おいしいね」を共有し、コミュニケーションを取りながら一緒に食事をすることで、愛情・信頼・表現が培えます。

しかし、子どもが1人で食事をすると栄養の偏りや好き嫌いが増えるだけでなく、コミュニケーションの欠如から精神面においても情緒不安定になりやすいなど、多くのデメリットを生み出してしまいます。

保育園での給食で期待できること

子どもたちにはまず、「食べるってたのしい」と思える体験をさせてあげることが

大切でしょう。

「どんなものを食べたか」と言う食事の質よりも、「どんな環境で食べたか」と言う食卓の雰囲気が大切です。

先生やお友達と一緒に食べる保育園の給食では、「食べるってたのしい」を直接体験することができますね。

おうちでは好き嫌いをして食べないのに、給食では意外と嫌いなものも食べてたりすることってありませんか?

これは、食べることが楽しいと言う体験から「これはどんな味がするんだろう?」と言う食に対する興味・関心につながって行っているからなんです。

まだ食の経験も浅く味覚が発達段階にある子どもたちにとって、給食は新しい食材や味に触れてもらえるきっかけになり、豊かな食体験を育むことができます。

ちょっとした工夫を家庭の中にも

栄養バランスのいいものを食べさせたい。

手作りのものを食べさせたい。

出来立てのものを食べさせたい。

子どものことを思うあまり調理にかける時間が長くなってしまい、一緒に食事をする時間が少ない…と言うご家庭も多いのではないでしょうか?

一緒に食事を取りながらコミュニケーションを楽しむことは、食育の原点とも言えます。

忙しい時は、お惣菜・お弁当・冷凍食品・デリバリーなどを活用したり、時間のある時に作り置きしておくなど、一緒に食事をする時間を優先することも大切です。

「朝食は一緒にとる」「休日は一緒に食事をする」など、忙しい毎日の生活の中でもがんばりすぎず、少し工夫して一緒に食事をすることを心がけてみて下さいね。